先祖たちからの贈り物
ココモンのお話①
これは笑いばなしです。人種差別について、このお話から何かが分かるかも?
むかしむかし、アフリカのコーレイマンという村では、雨が降らず、サバンナの水穴は乾ききってしまいました。そして何日間も続く飢えが始まってしまいました。村に暮らす人や動物は全員で祈り、そして生贄を捧げて、Onyami (オニャミ=神様)が全員を飢えから救い出してくれるように願いました。ある時、突然、燃えるように熱い空は雲におおわれ、そよ風は突風に変わり、暖かい小雨が降り続けました。小雨は次第に大雨となり、全ての動物は巣にこもって、屋根に落ちる雨粒の音を聴きながら、稲妻の光と轟く雷を見ていました。雨がおさまった後、チキン夫人は大急ぎで7羽の子ども達を連れて、泥の中に食べ物が無いか、探しに行きました。ひよこ達はすぐに寒がって、巣に帰りたい、とせがみます。チキン夫人は羽を広げて子ども達を包みましたが、それだけでは寒くてたまりません。「寒くて熱が出てきたよ」と、ひよこ達はお母さんに言いました。
お母さんは「大丈夫よ」と答えます。
「しょうがをたっぷり入れたチキンスープを作ってあげますからね。
熱が下がるわよ」「チ、チキン?!」ひよこ達は声をそろえて聞きました。
お母さんは答えます。「心配しないの。うちの家族は使わないわよ」
西アフリカ・ガーナ共和国から、カリフォルニア州オークランドに、ショート・ストーリー、知恵とユーモアを発信します!
(ただいま準備中です)